「くらべて読む聖書」は、カンノ家族と仲間たちによる 聖書の構造分析と連想の記録。
Last updated on 2024/12/10 |
■カンノ夫妻は、6人の子供を聖書教育ホームスクールで育ててきた。1994年、詩篇一週一篇の学びからはじめて、「くらべて読む」方法に導かれ、2006年からは、同じ手法で福音書にとりかかり、使徒行伝、新約聖書の手紙すべてと黙示録、創世記、そして、2010年には、再度、詩篇にもどって詩篇巻物全体の配列構造を分析。2014年には21通の手紙の配列構造を発見。モーセの律法と手紙を再分析。2019年には大預言書、2020年には最難関の箴言に挑戦。2021年には詩篇全150篇に及ぶ夫婦放談番組を完遂。「聖書の文学的構造は、四象限が多階層化した構造である」という予想を証明すべく、聖書の全体像の解明に挑んでいる。(学びの歴史)
■ 2020年、夫婦放談Podcast「聖書人になりたい」を、Apple Podcasts、Spotify、YouTubeで配信開始。2021年、1年かけて全150篇、全文朗読付きの解説「聖書・詩篇通読」にチャレンジし、聴くだけで詩篇通読できる番組が完成した。
シーズン1(2020) 聖書のトピックの夫婦放談
シーズン2(2021) 聖書・詩篇通読 解説付き朗読
シーズン3(2022) 聖書再入門 - 新約聖書の手紙をまるごと読む
シーズン4(2022) 聖書の教えと朗読 - 物語文の中の詩歌と祈り
サブ番組(2022-) 90歳からの聖書入門「感謝塾」
シーズン5(2023) 聖書・詩篇地図 - 詩篇の全体像を把握する
シーズン6(2023) 祈りで読み解く聖書 - 手紙の中に書かれている祈り
シーズン7(2024) 福音書を読む - くらべて分ける・くらべてつなげる
■まず記入用聖書を準備し、色鉛筆を手にして丹念に同じ言葉に色を塗り、同義語、反意語、定型文を手がかりに、段落を区分し、段落の間のつながりを連想し、全体像を把握していく。時間のかかる作業ではあるが、聖書を聖書で読んでいる実感と、さまざまな発見に導かれて、蜜と乳の流れる聖書の旅となっている。
■また、詩篇の取り組みと同時期にはじめた聖書通読は、聖書の学びの両輪である。52週通読表に沿って、メーリングリストでノートを共有してきたが、Twitterで「いっしょに読む」、そして、Facebookグループ「聖書通読・文学構造編」へ。
■iBibleAppsは次世代子供たちのプロジェクト。みんなで作った「原語番号で聖書検索」は、日々なくてはならない研究ツール。
■「くらべて読む」のに、難しい特別な知識や経験はいらない。ふつうのクリスチャンが親子で一緒に学べる方法である。この学びの記録が、私たちだけではなく、主を愛する兄弟姉妹のために励ましとなることを願っている。
主の命じる命令は、私たちとってむずかしすぎるものではなく、遠くかけ離れたものでもない。まことに、みことばは、私たちの口にあり、心にあって、私たちはこれを行うことができる。
■国籍が天にある天国人の公用語、聖書語ネイティブな人になりたい。27才で帰化して(洗礼を受け)、それから35年、やはり外国語でしかない。一代目の移民はネイティブにはなりえません。次の世代、その次の世代に、この志が継承され、みことばに生きる聖書人が生まれ増えていきますように。
2022.1.1 +カンノカズヒコ・ひろみ